スポンサーサイト 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
 
プレミアリーグ・アーセナルvsブラックプールを観戦 
エミレーツスタジアムでの、アーセナルのホーム開幕戦を観戦してきた。
既にご存知の方もいらっしゃるかと思うが、相手の退場もあり、結果は
6-0でアーセナルの大勝。僕は特段どちらのチームを応援しているわけでも
ないので、ニュートラルな立場で、「日本/アジアサッカーが学べる点は
なんだろう」という目で試合を見てきた。

そういった視点で観戦に臨んだのだが、感想のまず初めにきたのが、
「そんなに差がないのでは?」という驚きだった。僕は日本で、Jリーグ
や大学・高校サッカーを相当数生で観戦してきている。しかし、
日本サッカーは悲観的になるような状況にはないように感じた。

現在Jリーグで活躍している友人、Jリーグを目指してJFLや関東リーグで
活躍している友人に声を大にして伝えたい。「絶対に勝負できる」。
僕には無理なので無責任かもしれないが、みんなならできる。率直に、
正直に、そう感じた。

ブラックプールはともかくとして、アーセナルは、各強豪国代表チーム
のエース級ばかりを集めたチームである。怪我の影響もあるとはいえ、
セスク・ファブレガスやファン・ペルシーらをベンチに残して、
それでも大差をつけてしまう選手たちである。これまでの実績、
証明してきた実力ともに世界最高峰。だが、彼らのプレーは、
手の届かない雲の上のレベルか?決してそうではなかった。

そもそも僕は、ベンゲル監督が掲げる「美しいパスサッカー」を
生で見るのを楽しみにしていた。実際始まってみると、確かに
ボールが誰かに収まる瞬間には周囲が連動し、常に2~3の
パスコースが生み出されていた。しかし、中盤でノープレッシャー
の状態でパスを大きく逸らしてしまったり、実質ワントップを
任されている筈のシャマクは無人のゴールに軽く流し込むだけの
場面で枠の上にフカしてしまったり・・・。正直、「驚異的な連動性」
によるパスサッカーではなく、中盤のディアビとロシツキーの
驚異的なキープ力に支えられてなんとかボールを保持している
という感じで、イメージしていた「美しさ」とは違うものだった。
大量ゴールも、過半がウォルコットがスピードで左サイドを
切り裂いて生み出したもの。

因みに、期待していたアルシャビンは、調整不足なのか、
前にスペースがある状態でボールを受けても全然仕掛けないし、
ちょっとチェイシングしたら疲れた表情をして、前半から膝に
手をついてゼーゼーする始末。ユーロでロシアの快進撃を支えた
時のアルシャビンとは別人だった。

ただ、それでも結果は6-0と物凄いものになった。なぜか?
僕が感じた「スゴい部分」は2つ。それは、
・勝負を仕掛ける瞬間の腹の括り方
・基本的なパススピード

一つ目については、いったん「ここで勝負する」と決めると、
ボール保持者と連動すべき選手が一瞬にして腹を括り、迷いなく
勝負に出る姿勢が、冷静なフィニッシュにつながっているように
思われた。超決定的な場面で何度もチョンボしたシャマクでさえ、
勝負の度に切り替えて腹を括る。そして、都度集中してシュートにいく。
その結果、後半の最後に強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。

次に、基本的なパススピードの速さだ。インサイドキックがとにかく
強い。パスの度に「ドン」という重い音が聞こえてきそうな感じだ。

2つ目はどうか分からないが、1つ目はメンタルの問題だと思う。
今後是非日本/アジアから一人でも多く、世界で活躍する選手が出たら
いいなと思う。

もう一つ、プレーとは関係ないが、どうしても伝えたいと思ったのが、
サポーターの素晴らしさ。イギリスといえば「フーリガン」のイメージ
が強いと思うが、実際には全く逆だった。大敗したブラックプールの
サポーターでさえ、失点の度に選手を盛り立てる応援をし、試合後には
アーセナルのサポーターたちと笑顔で握手を交わしていた。注意して
観察していたが、喧嘩も口論も、一切起こっていなかった。ブーイング
や野次なども全然なかった。日本で一部のサポーターが人種差別発言を
したり、喧嘩沙汰になったりと問題を起こしているが、この点は日本は
負けていると感じた。「世界のサポーターはもっと激しいんだ」などと
思って無茶をしているサポーターがいるとしたら大きな間違いだ。
紳士淑女の国のサポーターたちは、紳士淑女だった。

ar1
友人が日本から世界へ躍進してほしいと願う。間違いなくその力がある。

ar2
外から見たエミレーツスタジアム

ar3
食事つきのチケットだったため、スタジアム内のレストランで
ランチを食べたのだが、「せいぜいしょぼいサンドイッチ程度だろう」
と甘く見ていたら、ホテルのしっかりしたバイキング的クオリティの
もので、夕食分まで食べたのではないかと思うくらい、貧乏根性を出して
ガッツリ食べた。特に、サーモンが絶品だった。
スポンサーサイト
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。