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ドリブル 
元日本代表の前園真聖氏の著作、「ドリブル」を読んだのは、僕がまだ
中学生の頃だった。「台湾代表に入る」と公言し、そのために学校が
終わると一人でFC町田の練習に通っていた日々。その道中で、セリーヌ
ディオンの「Power of the Dream」を聞きながら、この本を何度も
繰り返し読んだ。

FC町田は、チームのコーチからスカウトを受けるか、セレクションに合格
するかで入団するチームなので(僕は無名すぎて声はかからないので、
自分でセレクションを受けた)、各人が全然違うバックグラウンドを
持っているし、少しずつ別の方向を向いている。練習も常に戦場だし、
学校の友達ともあまり一緒に時間をすごせないので、孤独感がある。
練習が終わるのは10時くらいなので、試験勉強なども電車の中でする
しかない。自分で自分を鼓舞しないと、だんだん疲弊してくる。

そんな中、この本の1ページ1ページが、僕を夢に導いてくれた。
(沢山そういうものがあるが、これがそのひとつ。)

まず見開きに載っている、前園がオリンピック出場をかけて戦った
大事なサウジアラビア戦での写真。彼が決勝ゴールを決め、コーナー
フラッグのところでひざまずいて旗を握りしめている後姿。
一目見て、「これがやりたい!」と思った。普段の試合でやっても
「??」という感じなので、代表戦でやるしかない。このイメージ
を毎日抱いていた。実際には、代表戦では、インドネシア戦を
除いて僕はいつもボランチで使われていたこともあり、
ゴールを決めることはできなかったが、大きな影響を与えて
くれた。

そして、前園が孤独の中で鹿児島実業やブラジルに一人修行に出て、
夢に向かって頑張るエピソード。当時の自分と勝手に重ねて、
モチベーションを高めていた。

今は引退されてしまったが、僕は今でも感謝しているし、たまにテレビで
見かけると、応援している。

孤独感と戦いながら夢に向かっている人、これから世界に出ようとする人、
などにとてもお勧めの本である。

Zono2
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