スポンサーサイト 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
 
CICによる日本株買い 
CIC及びもう一つの中国系ファンドが、2010年の4~9月の間に、
約1兆円程度の日本株を買い増しを行ったようだ。

2009年のCICの年間投資額は、国内外含めて約30兆円。過去の
トレンドから海外投資はその約1/3くらいのようなので、上記の
期間で1兆円の資金を日本株にアロケートした意思決定の
同ファンド内でのインパクトは相当程度大きいと捉えるべきだ。

ショートポジションのアンワインドというわけではなさそうで、
銘柄に鑑みると、技術・ブランドを持つ日本企業の株を戦略的
に買い進めているという印象がある。

背景について思いつくところを2つに分けて考えてみる:

・海外比率の増加:
中国国内では、利上げ、バブル抑制のための当局による
投資規制の動きなどが強まっている。また、今回の
香港トレックで色々な話を聞いていて感じたことであるが、
中国のオーバーキャパシティに対する懸念、リバランシング
観測は想像以上に強まってきており、これらが影響して、
海外アセットへの配分が増加した可能性がある。

・日本株選好:
しかし、なぜ日本株なのか。この部分は、是非話を聞けるもの
なら聞いてみたいくらいだが、前述のような銘柄の様子に
鑑みると、戦略的に日本企業へのオーナーシップをとりにきて
いるように見える。日本市場に必要以上に悲観的になる人も
多いが、日本は当然ながら素晴らしい技術を持ち、独自の
美しい文化や国土があり、バランスのとれた高い教育水準を
誇る国である。中国からすれば当然の流れだし、今見えている
動きは、ただの序章にすぎない可能性が高いとすら思える。

中国経済に対するview如何に関わらず、そのサイズからして、
「無視」という選択肢はない中で、日本企業として彼らと
どう関わっていきたいか、イベントが起こってからではなく、
事前の協議と意思決定が必要だろう。
スポンサーサイト
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。