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ブラックショールズモデルと野村総研 
LBSでは、1年目に選択科目を4科目までとることができるが、1年目で
とれる授業のラインナップが限られていることもあり、1~2つの
選択科目を1年生で履修する人が多い。

僕の場合は、選択科目の中から、Capital Markets & Financingと
Financial Statement Analysisの2科目を1年生で履修することに
した。前者は、これをとらないと他のファイナンス系の選択授業を
とれない、という指定科目なので、すぐに履修を決めた。今日の
午後もこの授業を受けてきた。

しかし、思えば大学時代には自分がファイナンス或いは投資の世界
に入るなんて、想像だにしていなかった。

大学3年の冬に、野村総合研究所の経営コンサルティング部でインターン
させて頂いたときのインターン仲間に、「君はゴールドマン・サックス
とか合っていそうだから、説明会だけでも行ってみなよ」と助言を
もらい、とても信頼していた友人だったので、正直当時はゴールド
マンに全く興味もなかったし、そのビジネス内容も全然理解して
いなかったが、一応説明会に行ってみて、そこで突然魅了され、
入社を決めたという経緯だった。

その友人は、その後ニューヨークの投資銀行に勤め、ウォール
ストリートでバリバリ働き、最近日本に帰国した逸材だ。
今でもたまに飯に行ったりメールを交換したりして、とても
仲良くさせてもらっている。

当時の野村総研でのインターンは、3人ずつのグループに分けられ、
グループごとにコンサルティングプロジェクトにあたるというもの
だったのだが、もう一人の仲間も同じように極めて優秀で、
彼はその後、某外資系戦略コンサルで若くしてオフィスMVPの
称号を勝ち取ってPEに転職、僕と同じベイン・キャピタルで数年を
過ごし、いまハーバードビジネススクールに通っている。

思い返せば、この野村総研でのインターンは、11社で行った僕の
インターン生活の中でも、特段貴重な経験になった。その時から
ずっと、野村総研と一緒にプロジェクトを行った2名の仲間に
大変感謝している。

初日にいきなりこの2名のチームメイトの頭の良さに圧倒され、
家に帰ってかなり落ち込んだのを覚えている。その後、サッカーで
培った不屈の精神で「自分にしかできないことは何かないか」と
考え、自分なりのアウトプットを捻り出し、最終的には
クライアント企業に3人全員の提案がそれぞれ採用されるに至った。

このインターンがなければ、僕は金融業界に入ることもなかった
だろうし、自分の頭の悪さに気づくのももう少し遅くなってしまって
いただろう。人間、適材適所だ。戦うフィールドを間違えたら、
無駄に大変な思いをするだけで、結果はついてこない。

そんなことを思い出しながら、ブラックショールズモデルを片手に
紅茶を飲んだ午後だった。
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