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勝負へのこだわり 
日本が見事に北朝鮮に勝利し、ワールドカップ3次予選初戦をモノにして
くれた。北朝鮮も特に前半は非常に粘り強く組織化された守備を披露し、
日本代表を苦しめた。

結果が求められる試合で勝利を収めたのだから、殆ど言うことはないの
だが、一点だけ気になったことがある。

それは、前半最後の5分間の出来事だ。

素晴らしいプレーを披露していた北朝鮮のキーパーが、足を捻って、
立っているのもままならないような状況になった。監督は、朝鮮語で
「気持ちで乗り越えろ」と言っていると聞いた。この時僕には、
「あと5分だから我慢しろ」というニュアンスが強く感じられた。

憶測でしかないが、北朝鮮の監督は:
1.残り5分リスクを冒してでも絶対の信頼を置く正キーパーを残し、
ハーフタイムに強力な痛み止めの注射などを打って後半には動ける状態に
持っていく;
2.残り5分での失点リスクを考え、すぐ控えゴールキーパーに換える.
という2つの選択肢の中で、1を選択した。僕にはそう思えた。

なので、「日本、遠目からでもシュート打てー!」と心の中で何度も
叫んだ。いいところに飛べば、そんなに力がなくても今なら入る、と
思った。

しかし、残りの時間、結局日本代表は枠に一本もシュートを
打たなかった。打てる状況は何度もあったのに。

技術不足とは思えないから、そこまでの状態だと気づかなかったのか、
あるいはそれがフェアプレーだと思っているのか。後者なら、大きな
間違いだと思う。フェアプレーとは、相手を尊重しながら自分の勝利に
向けて全力を尽くすことだ。

怪我をしてでもピッチに立っているのは、かわいそうなことでも
なんでもなく、戦略的思考に基づく、勝つための選択の結果だ。

相手が覚悟を持ってピッチに立っている以上、遠慮したら食われる。

実際、後半の相手の退場やチョンテセの交代などがなければ、決勝ゴールが
決まっていたかどうかは疑わしいと言わざるを得なかったと僕は見る。

「日本代表は強い」というような論調が最近多く見られる。それに対しては
僕も実は賛成だが、今日のような、相手をナメた、勝負をナメた試合を
していては、今後が思いやられる。ハングリー精神を持たぬ虎は恐くない。

ウズベキスタン戦、僕は多分観戦できないが、相手が恐れおののくくらいの
勝負へのこだわりを今後見せてほしいと思う。
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