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三菱UFJとモルガン・スタンレー 
三菱UFJによるモルガン・スタンレー優先株の普通株転換が発表された。

元々、普通株の取得が最初に報道されて、そこから株価が下がりすぎた
から減損リスクを回避するため急遽優先株に切り替えられた経緯があり、
ようやく当初のストラクチャーが実現する、といったところだろう。

MSのGorman CEOのコメントを見ると、"It will eliminate roughly $800
million in annual dividend payments on these preferred shares and
boost our earnings power"というところが強調されており、配当負担の
軽減が一つの目的のように見える。もしかしたら、更なる資本増強が
急務で、同時に報道されている第三者割当増資との抱き合わせの意味合い
が強いのかもしれない。

いずれにせよ、結果としてROEは毀損することになりそうである上、
株価も依然として振るわない状況なので、既存株主の反応には
注目したい。

実現すれば、世界的な投資銀行であるMSの筆頭株主に日本の金融機関が
躍り出ることになり、歴史的な案件になる。

タームを見ると、例えば約1,300億円出して結局BoAMLの0.3%にしか
転換できなかったみずほCBの案件に比して、かなり良い交渉をしたよう
に見え、一つの果実を得そうにも思えるが、是非これだけで終わって
ほしくない。

これまで日本の金融機関があまり真剣に向き合ってこなかった、
米投資銀行の「強い部分」を内部から研究し、吸収することで、
長期的に価値を生む成功案件として頂きたい気持ちだ。
日本の成長の一つのエンジンになってくれることを願いたい。
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