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日本vsアイルランド 
一昨日は、英国在住の友達T君から連絡をもらい、サッカーの試合に
行ってきた。約2ヶ月ぶりの運動。サッカーはおろか、走ることすら
ずっとしていないので、どれだけ動けないかは想像に難くなく、どちらか
というとあまり無理をして怪我や体調不良を引き起こさないかという
懸念が大きかったが、結局まさかの90分フル出場となった。

大使館が管轄するリーグ戦で、各国からイギリスに来た人が集められて、
自国を代表して対戦するという大変熱いリーグ。非常に面白いコンセプト
なので、継続して参加していきたいと思ったが、僕が日本に一時帰国
している間に殆どの試合が終了しており、今回が最終戦とのことだった。

相手はアイルランド。

日本チームは、今回誘ってくれた友人のT君(横浜Fマリノスジュニア
ユースから桐蔭学園に進み、現在英国の大学に通っている)や、
京都パープルサンガユース出身者、北信越リーグ出身者、松商学園の
元キャプテンなど、しっかりした技術を持った選手が数名いる。

監督は何故かイギリス人(大使館の人なのだろうか?)で、試合前に
15分間くらいパスゲームなどを行い、その様子から監督がスタメンを
考案。僕は初めての参加だし、前述の通り2ヶ月くらい全く運動をして
いないので、T君に「吐くかもしれないから、後半の途中からとかで
いいから」と言ってあったのだが、監督からまさかのスタメンを言い
渡された。スタメンはマズイと思ったが、T君とツートップということで、
楽しそうなので前向きな気持ちに。

試合が始まると、やはり技術で上回るこちらの前線メンバーの動きが
勝り、幸先良く先制。しかし、ここから相手の様子が変わった。元々、
ほぼ全員が180cm台後半の慎重に加え、骨太で胸板も相当厚い
体躯の持ち主ばかりな上、センターバックの2名に至っては2m近い
のではないかと思われる身長に圧倒的なゴツさ、そして、意外と
スピードもあるという反則まがいのフィジカルを持っている。試合開始
当初はそこまでではなかったのだが、一点先制されてから豹変し、
僕とT君にボールが入りそうになると、容赦なく後ろから足にくるように。

日本では、ドリブルで一人抜くとチャンスになるが、この試合では
ドリブルで一人抜くと、抜いた人はピンチになる。

なぜなら、抜かれたDFが後ろから足にスライディングタックルして
くるからだ。日本でも「抜かれたら自分で取り返せ」と言うが、「後ろ
から削れ」とまでは言わない。
T君はキーパーと一対一になりかけたところで脛が折れんばかりの
スライディングタックルを後ろから足に受け、3分間くらい立てなくなった。

そのとき二人で「こいつら楽しくやろうっていう気はないのかよ。」と
文句を言ったが、相手に言っても更に逆上しかねないので、やめた。
そして、「危ないから球際はいかないようにすることと、ツータッチ以内
で早めにはたいていこう。」と相談した。すると、球際の戦いを諦めて
しまったことで、我々に全くボールが良い形で入らない。跳ね返されて
しまう。中盤に前述の良い選手がいるのだが、我々が球際で戦えない
(戦わない?)ことで、チームとして突破できなくなってしまった。
そして、こちらはディフェンスラインとキーパーがあまりサッカー経験
のない方で構成されていたこともあり、相手は正直足元の技術は
日本の弱小中学校サッカー部くらいのものなのだが、クリアの
ようなロングボールのような適当なボールから、結果4点もとられて
しまった。こちらはなんとかもう一点とったが、結果は2-4の敗戦。

帰りはT君と一緒に帰ってきたが、やはり彼はサッカーエリートなので、
敗戦にすごく悔しがっていて、運動せずに来てしまったことを大変
申し訳なく思った。

2ヶ月ぶりのわりには個人的にはそこそこできたかなとも思ったが、
次回はもっと貢献したい。

それにしても、サッカーにおける「フィジカル」の大切さを改めて思い
知らされた。圧倒的なフィジカル能力の差があると、こちらに技術の
ある選手がいても、体をぶつけられて、技術の差を埋められてしまう。

勿論、技術の差がかなり大きいだけに、2回に1回は抜けるし、
かわせる。しかし、3回くらい良いプレーが続かないとサッカーでは
なかなかゴールが生まれない。3回のうち1回はどこかでつぶされて
しまう。結局、「全然うまくないのに・・・」などと思いながら、しっかり
負けてしまう。

フィジカルの差を活かす、彼らのメンタルの強さも同様にすごい。
正直、遊びのサッカーでそこまでやることには大反対だし、審判は
しっかり反則にしてくれ、としか思わないが、相手を怪我させても
全然気にしないというあの気迫は、日本人にはないものだと思う。
草サッカーではそれは悪でしかないが、プロや代表の試合はその
延長戦上にあり、良い意味でそういうメンタリティを取り入れられれば、
日本代表ももう一段強くなるんだろうなと改めて感じた。

ただ最後に、そういったメンタリティはプロの世界でこそ意味のある
もので、草サッカーでは悪でしかないことの証左としてある事件が
起こったことを記しておきたい。隣のピッチではブラジルvsスペインが
行われていたのだが、途中で喧嘩になったらしく、なんと試合中に
パトカーが来て、何名か連行されていた。別途本業を持つ成人男性
が、週末のサッカーで逮捕されるなんて、バカとしかいいようがないし、
無責任にもほどがある。逮捕してもらって、社会としては良かったと
思うが、逆に言うと、そこまで真剣(真の剣で刺し違えている)に
戦っているとも捉えられる。日本だと「空気の読めないイタイやつ」
ということで、社会がこういう性格の人間を早い段階で排除していく
ようなシステムになっているが、100%排除してしまうと、結局
日本サッカー界にはいつまでも怪物が出てこないかもしれない。
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